• 金子咲良

音楽の食わず嫌い防止に

「いろんな種類の音楽を聞きなさい」

「世の中の音楽は〇〇だけではない」

「クラシック音楽家はロックを聞かない」



 色々なアドバイスをされても

知らない音楽を聞くために

リラックスタイムの時間を裂くのは

実はなかなか腰が重いですよね。




 クラシックだけでもルネサンス、バロック、古典、ロマン、近現代…とあり、

編成もオーケストラ、室内楽、吹奏楽…とあるように

世の中の音楽のジャンル、区分けは膨大です。


でも、「最高に自分好みな一曲」がどの区分けに隠れているか知らないまま生涯を終える、

せっかく自分の演奏できる楽器で再現できる、"オイシイ"ジャンルなのに

演奏の機会を逃す…


というのも

勿体無い話ですよね。





そこで、今日は

「自分好みの音楽ジャンル開拓法〜金子式(笑)」

を、ご紹介します。




私はこれで日々好きなジャンル

演奏したい曲が増え続け、幸せに忙しいです

(ジャンル開拓から導入まで)





新しいジャンル開拓に腰が重い原因は

*そもそもどんなジャンルがあるか分からない。

*ツウすぎる作品に突然当たったら良さを知るまで長く聞く時間が必要?

*誰かにオススメを薦めてもらって、自分の好みじゃなかったら感想を伝えるのがちょっと…


色々ありますよね。



以上の憂鬱を感じずに楽しくジャンル開拓できる、

私が おすすめするステップは、

以下の4つです。


1, 人気コンテンツを視聴してみる

2, ピンときたら曲名ジャンルを調べる

3, 関連楽曲を聴く

4, 関連した記述を読む 


「普通じゃん…」と思った方

もう少しだけお付き合いください…。




私のおすすめのポイントは

1, 人気コンテンツを視聴してみる

にあります。



私が強くオススメしたい人気コンテンツは

・テレビ、ラジオ

・大作娯楽映画

・人気テレビゲーム

・大手アイドルグループ

です。


大金をかけて大衆に受け入れられるように

デザインされているコンテンツは



受け手に飽きられないように、また、

感覚的な分かりやすさの演出のために


いろいろなジャンルの音楽の美味しいところを 意識して取り入れ、

(ものにより)アレンジしているので


これらを通してなら、

意識して触れたことのないジャンルの音楽も

抵抗が少ない状態で触れられるのです。




具体例を挙げてみましょう…


 例えば、

最近の女性アイドルは頻繁に新曲をリリースしますが

毎回目新しい刺激があるように


フラメンコ風楽曲→ディスコサウンド楽曲→ハードロック調楽曲

タンゴ風→フレンチロリータ風→ケルティック→フュージョン→ファンク


などと曲調の振れ幅を大きく変えてきます。

(私はハロープロジェクトのアンジュルムやJuice=Juiceがおススメです)



同じグループを追っているだけで、「私この曲調が好きなのかもしれない」

という新しい入り口を見つけられます。


 さらにすごいことに、近年のアイドルは楽曲の制作過程を公開してくれ、

そのジャンルで活躍するプレイヤーさんの収録の様子を見ることができるのです。

https://youtu.be/Tzmue3mReQs

(15分あたりから収録の様子がご覧になれます)






 もう一つ例を挙げるとしたらゲームでしょうか。


沢山の種類の世界観を並行して持つような

スーパーマリオシリーズ、マリオカートシリーズなどは


それぞれの世界の特色を感覚的に訴えるために

工夫を凝らして色々なジャンルの音楽や民族音楽を巧みにMIXしています。


https://www.youtube.com/watch?v=1key42Ba4PI

(この動画では中国の楽器「二胡」を使ったバンド楽曲を収録しています)



 最近の任天堂さんの音楽は 超一流の演奏家達による生演奏を収録しているよう

(吹奏楽がお好きな方ならエリック宮城さんが参加されているといえば凄さが伝わる

でしょうか?)

で恐るべきことに

こちらも収録風景を任天堂のYoutubeアカウントが惜しげもなく

素敵に編集して公開しています。






 ゲーム音楽のダンションごとの音楽は



(ドラゴンクエストを連想される方も多いと思いますが)

・王族に関連する場面にはバロック音楽風の楽曲を用いたり、

・村の素朴さを表現するためにケルト風音楽を意識したり

・強大な敵との戦いを表現するためにハードロックを用いたり

・不気味さのためにブルーノートを織り交ぜて用いたり


と作風の傾向があるそうで

こちらの本が分かりやすく興味深くまとまっていておススメです。





まとめますと


「いろんな音楽をきかねば!」と気張ってCD集めから始めるのも素敵ですが


単純に楽しそうだなと自分が思えるもので遊び、癒され、

気合が入ったときに奏者さん、ジャンル分けから深堀りする。


という方法が気楽で身につくのではないかと思います。



はやりものに乗っかるのはダサいかなぁなんて思ってしまうかもしれませんが

はやりものには各分野の識者による英知と工夫が込められてる可能性が大いにありますから


自分の音楽に活かせるものを探す意味を頭の片隅に置いて

コンテンツをどっぷり楽しんでみるといいかもしれないですね。


(わたしは大抵の物事は演奏のヒントになると考えてるのですがそれはまた別の記事で…)





 ちなみに私は、

映画鑑賞が大好きで、

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(最新作は2017年公開)がお気に入りなのですが



この作品は主人公が70年代80年代のアメリカのヒットソングを収録したカセットテープを持った状態で宇宙人に拉致されることでお話が始まるので、

場面の展開に合わせてそれらが効果的に使われています。




これまたお気に入りの「最強のふたり」というフランス映画(2011年公開)では


障碍を持つ雇い主の富裕層の男性がクラシックを、

介護人として雇われる黒人男性がアフリカ系アメリカ人によるファンクミュージックバンド曲をお互いに薦め合うシーンがあり



この二作品のお陰で、すっかりファンクやディスコ系の曲のとりこになりました。



いまはアース・ウィンド・アンド・ファイヤのコーラスや厚いホーンセクションの虜です。



金管やサックス吹きの方、コーラスがお好きな方の好みにもはまるのではないかな…



歌い手さんはもう少し後のホイットニーヒューストンさんが好きなのですが、

そのお話は楽器の練習について書くときに…

好きな劇伴作曲家さんのお話もまたこんど…

 


















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