(MC原稿公開)春の海
- 金子咲良
- 2025年3月23日
- 読了時間: 2分
(このブログでは過去の演奏会でのmc原稿や、動画の原稿を添付いたします。楽曲鑑賞や練習の際にお役に立ちましたら幸いです。)
♪さくらさくら変奏曲 ・つづきまして 今度はフルートのみの音色をお聞きいただきます。
本日は新春らしく「さくらさくら」のメロディーを、フランス人フルート奏者が華やかにアレンジした曲を演奏いたします。
・ところで今年は「大阪万博」の年ですね。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて開催されたパリ万博は、日本文化が西洋で注目を集めるきっかけのひとつとなりました。
・当時、日本の伝統工芸、浮世絵、音楽、建築などが広く認知され、ヨーロッパの芸術やデザインにとりいれられるようになった傾向「ジャポニズム」と呼びます。
・今回演奏する曲も フランス人作曲家の日本趣味「ジャポニズム」の産物と言えます。
・儚く 味わい深いメロディが華やかに大胆に展開する様子をお楽しみください。
♪春の海
・次にお聴きいただくのは、宮城道雄作曲の「春の海」です。この曲は、1929年に作曲され、元々は箏と尺八のために書かれた作品で、日本の伝統的な音楽を代表する名曲の一つです。
・曲は、春の日差しにきらめく穏やかな海を描写しています。穏やかな波の音、海鳥のさえずり、そして潮風の香りを感じさせるような音楽が展開されます。
・また、この曲の魅力は、箏と尺八による対話的な掛け合いです。
・今回はフルートと御筝でお届けいたします。それぞれの楽器が日本の自然美を描くかのように響き合い、心に深い安らぎと感動を与えてくれる作品です。ぜひ、音の中に描かれる春の風景を思い浮かべながらお楽しみください。
演奏(本番ではここで演奏いたしました。)
・春の海を聞くとお正月らしさを感じますね。
・この曲をフルートで演奏する事の魅力を世界に示したのも パリ音楽院で学んだスイス人フルート奏者「エマニュエル・パユ」さんでした。
・日本の文化芸術の美しさが海を超えて愛されているエピソードを知ると、
改めて文化を継承し育み続けて来てくださった皆さんの働きに尊敬の情が沸きますし、励みになりますね。


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